あるという確信

願望を潜在意識、別の領域に委ねることにしました。

そうは決めたものの、エゴが黙って「そうですか」とはならない。

「見えないじゃん、無いじゃん、どこが叶ってるの」そう言ってます。

そりゃそうですよね。まだ目の前には無いのだから。

でも、私には確信があるのです。

そうなることが確信できるから願望になっています。

「すべてある」「すでにある」という言葉を潜在意識界隈では聞きます。

私の意識の中にあるから願望になっています。

ありとあらゆる「ある」ものから、私が欲しいものをあえて選んでいる。

意識の中にベンツはあるけど、必要ないから軽自動車を望みます。

１０億円もあるけど、そこまでは要らないと思うから１００万を望みます。

ステーキもあるけど、胃がもたれるからお寿司を望みます。

意識の中に無いものは、そもそも望みません、望めません。

という屁理屈ではなく、あるんです。

昔、彼との復縁を願ったとき、必死でした。

そのころは「すべてある」とか「別の領域」なんて知識はなく

ただただ諦められない、どうしても彼がいい。

いや、どうしても彼と一緒にいる結果しか確信できない。

そんな心理状態でした。

月日が流れ、時間薬というやつで必死な思いが抜けたころ

1人の日常が当たり前になって、自信もついてきて

「私はひとりでも生きられる」と思い始めたころ

トントン拍子に事は進み、彼はすんなり戻ってきたのでした。

もちろん一日も彼を想わない日は無かったし

「会うことがあれば、必ず戻るだろう」という確信もありました。

その確信としてあった色々が「すでにある」だったのだと思います。

だって、その状況しか信じられないんだもんって感じです。

エゴが「ないじゃん！」と騒いでいる間は「ない」をインプットしてるのかな。

すでにあるのに、否定してるんですもんね。

だからエゴに飲み込まれそうになったら

自分の中の大きな世界、完璧な別の領域に思いをはせる。

エゴがエゴエゴしてるけど、世界に比べればちっぽけだわって。

エゴがあるのは人間だから当たり前だと思うし

何か思い出してネガティブになったりするのも当たり前。

「エゴがあるから叶わない」とか「ネガはダメ」って

自分でわざわざ叶わないルールを決める必要もない。

そんな風に思いながら過ごしています。